故障体験 修理とほほ編 取り外し方法 分解編 Vakeo&Bosch

取り外し方法

1)セルモーターの取り外し方法

■セルモーターの交換方法は結構なれないと面倒なものです。
 幸いにも私の場合、何度もはずす幸運?に恵まれて、作業効率がアップして早くできるよう になりました。
 また、OBCのメンバーさんの助言も取り入れてさらに交換作業を向上させています。

それでは早速紹介します。
1)当然ですが燃料タンクをはずすのですが、燃料コックを閉めてからホースをはずします。
タンクを固定しているシートシートの固定金具(2個)を手ではずします。(金具をなくさないように)タンクを床に置くときタンクの底を傷つけないようにダンボールの上に置くとよいでしょう。(私の場合はコンクリートの上にじかに置くため、結構傷がついてます)
それから、タンクの前方のフレームに固定する部分にゴムの干渉材が入っていますのでタンクをはずすときに落としてなくさないようにしましょう(私の場合、落としてなくしました(笑))

2)シート下の工具箱をはずして、バッテリーのマイナス端子をはずします。(私の場合、電源SWを切るだけですから簡単です)

3)エアークリーナーをはずして、フィルターハウジング(BOX)を2本の6角ボルト(M8)×2本、ミッションケースに固定するM8のボルトをはずします。(このボルトを付け忘れると、走行中にエアークリーナーハウジングのなかがオイルびたしになります。(だれかブローバイのチェックバルブが壊れたと思って交換しようとした方がいました(私です(笑)、これって結構とほほです)。

4)セルモーターのカバーを2本の6角ボルトをはずし取り外します。
ここからが本番です。

5) セルに接続されている配線をはずします。(ここでバッテリのアースが外れてることを確認してください、さもないとショートして大変危険です。
 13mmのレンチで銅製ナットをはずします、2本の配線があります。そしてリレーを作動させるコネクターつき配線をはずします。(但し、コネクターをはずすのはセルのボルトをはずした後でも構いません(そのほうが簡単かな)

6)セルを固定している2本のボルトをはずす。
初めての方には、ここが最大のポイントかと思います・
取り外し方法は色々ありますが、いくつか紹介します。
@首振りボックスレンチ(フレックスレンチ)の利用。(フィルターハウジングを取り外す必要あり)
 左側のボルトが狭いケースの中にあって、ミッションケースも邪魔になってメガネレンチや普通のボックスレンチでは入ることができません。
、そのため13mmの首振りボックスレンチ(1300円位)ではずします。

   

 但し、それでも長いボルトをはずすのは大変ですので、さらにボックスレンチのエクステンションバーでレンチに挿入する。
 9.5MM角の部分がRになっていてある程度首が振れるものがありますのでこれも使って作業が簡単になります。(ウォブルエクステンションバー)

 
     

 
AOBCのarimafujiさんが紹介してくれた方法です。(フィルターハウジングを取り外す必要あり)
それは、左側のボルトを6角ボルトに替えてしまうことです。そうするとボルトをはずすときにミッションケース側に開いた穴を通して緩ませたり、閉めたりできるのです。
ここで使用する6角レンチは先がラウンドになっていて、写真のように首を振って回転できるものが必要です。(ボールポイントタイプ)
ここではL型のものを使用しましたが、ロングタイプのレンチもありますのでこれを使うのも良いと思います。

(とほほ
今回、実際に使ってみましたが、とても便利でした。
おまけがあって、セルを交換していざかけようと思ったらリレーが壊れているものをつけてしまったので、再度元のセルに交換したという”とほほ”を今日もしてしまいました。
なにか作業すると必ず”とほほ”があるのはなんでしょうかねー 

    
BOBCの”ををつか”さんの紹介の方法(フィルターハウジングをはずさなくてOK)
 最近、私もこの方法で行っています。

 この方法ではエアークリーナーBOXをはずすことなく交換が可能となります。
工具としては、6.3mm角のボックス(13mm)+ラチェットレンチが必要ですが、13mmボックスは長さが短いもの、そしてラチェットのヘッドは薄いものが必用です。

”ををつか”さんはタンクの脱着から始まって取り付け完了まで10分未満(本人いわく8分)で可能とのこと。仕事の遅い私は30分以上かかります。