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 分解編

セルモーターの分解

Valeoスターターオーバーホール(翻訳版)
Valeo starter overhaul (英語版

 Valeoのモデルは1989年9月以降に形式が異なりますので、パーツ購入時には車体番号から製造年月(ここで分かりますよ)を確認してください。

1989.08〜1989.09

1989.09〜
分解にはここのHPが参考になると思います。
 
1)マグネットの剥離
 @図の1番のマグネットスイッチに取り付いている、ブラシからのワイヤーを外してから、7番のセル後部のキャップをはずす。

 Aキャップを外すと、中央にサークリップが見えます(後期のものには金属製のダストキャップが付いてて見えません)。
 これは、この状態では外しません。(外れないが正解、外そうとするとホルダーが割れます))

 Bブラシホルダーを外す為には、ブラシ(白い台形の絶縁体の下にあります)を抑えてるスプリングを外します。
 このスプリングはブラシホルダーとセルボディ本体とを固定するためにも使用されているので外す前にどんな風に取り付けられているか確認しておくと、取り付けるときに役立つと思います。
 又、このホルダーはとても割れやすいので慎重に作業を進めていく必要があります。(要注意です)

スプリングをはずすのに下記の様にすると簡単だそうです。
なければ細めのマイナスドライバーで慎重に外します。

ARIMAFUJIさんからの情報です。
このような工具を使うと簡単にはずれるそうです。
(私も早速購入しましたが、2003年8月に試したところ、安物の工具だった為、グリップの根元で回転してしまって失敗でした、工具は良いものを買いましょう)
今度、自作しようかと思ってます。

Cブラシを外して、ブラシの磨耗を確認してください。
新品のブラシの長さは   ?mm(忘れました)
Dサークリップを外します。小さなマイナスドライバーで簡単にはずことができます。
ダストキャップ付きのものは、キャップがとても柔らかいので慎重に外してください。
Eセルのフロント側のカバーをはず為には、”鳩目”のようなリベットのようなもので固定されてますのでドリル等で削り取ります。(私は大型のニッパーで切り取ってしまいました)
Fその後、固定用ボルトを外します。
外す為には、トルクスビットで外します。(サイズは分かりません)

参考例
Gアマチュアを外して、マグネットの接着状態(剥離)を確認します。



次は工事中
2003.02.14
Q:VALEO製セルモータのスターターピ二オン(遊星ギヤブッシュ)を交換しようとして分解しましたがワンウエイクラッチ前のブッシュを止めているサークリップが外れず作業ストップしました。どなたかはずし方の伝授をお願いします。

>この方法はARIMAFUJIさんに以前教えていただきました。
>クリップをはずすために、純正工具を使っても、またディープソケットレンチを使っても外れます。
>写真のように工具を差込、軽くプラハンマーでたたくと外れますよ。

2003年8月
 組み立てるときは、はずすときと違って厄介でした。
組み立てるときは、サークリップをシャフトにはめてからプライヤーでクリップを十分締めてから組み立てる必要があります。
どうしても組み立てられない方はOBCのBBSへ質問してください。