|
||||||||
ミッションを取り外すと次はクラッチの取り外しです。 1)クラッチハウジングカバーを固定している6本のボルトをはすします。 ここでは、フライホイールが回転しないようにギアをローギアにいれます・・・・ 2)はずしたクラッチプレートを見て驚きました。 クラッチはほとんど減ってないんです。ノギスで計ったら、5.5m/mもあるんです。新品は6.0m/mですから0..5m/mしか減っていないんです。70,000kmで0.5m/mこれは高速走行が多いためクラッチ操作が少ないためだと思うのですが、あのクラッチの滑る感じ、つながり感の違和感は一体何だったのでしょうか? して、位置だしを行い、トルクレンチで規定トルク20〜22Nmで締め付けます。(単位系がわが国でも1999年10月1日より重力単位系からSI単位系に変わりましたが、ドイツではずいぶん前からこれがとりいれられていたようです)
換算方法 Nm=0.723ft..-lb. つまり20から22Nm=15〜16ft..-lb. ここからオイル漏れを起こすと、クラッチプレートまで回ってしまい、クラッチがすべることになるそうです。漏れが多いというこでしたが、私の場合はオイル漏れはありませんでした。しかし。交換は必須ということで交換作業を進めましが、これは取り外す作業が困難を極めました(チョットオーバー)マイナスドライバーとハンマー(小型)を利用してはずすというより壊すといった感じです。プロの作業風景を一度じっくり見てみたいものです。(あとで思ったことですが、このシールはミッション分解時に行うものでクラッチ交換時に行う必要はないのではないのかと思います。)交換したためオイル漏れが心配です。とホホホ 5)インプットシャフトのスプライン部はクラッチプレートがスライドする部分で大変重要な部分だそうで、これの段差によりクラッチが切れた状態になったりするそうです。そこで確認したところ段差もないため、この部分にブレーキグリース(耐熱性に優れているため)を歯ブラシでスプラインの奥まで均一に塗りつけます(ビーマーさんのアドバイス)。
ふー |
||||||||
|