準備編 作業編-1 作業編-2 作業編-3
三叉のベアリング交換(作業編-2)
@アッパーベアリングをヒートドライヤーで加熱してから、プラスチックハンマーでたたいて三叉を外します。
A抜いた三又です。アッパーベアリングが何故か逆さまに取り付けています。(本当は逆向きです)
Bアッパーベアリングのレースです。
ほとんど傷はありませんでした。
Cアッパーベアリングのレースの取り外しはプーラーの足がかかりやすい隙間があるので割と簡単に外れました。
写真ではレースが持ち上がってるのが見えますね。
一番心配していた下側ベアリングのレースの取りはずしです。
プーラーをかける隙間がほとんどないためプーラーの足を鋭利になるようにハンドグラインダーで削りました。
写真ー上が加工前
写真ー下が加工後

加工前

加工後
作業状態の写真を撮り忘れましたが、こんな感じで外すことができました。
こんなに簡単に外れるなんて、僕って凄い!!て自己満足してました。

実はこんなに簡単にはいかなかったのです。
下側レースをはずすときに、爪が欠けてしまったんです(もうだめかと思いましたよ)が、気を取り直して再度、爪の厚さが厚くなるようにえぐるように削りました。
そして、プーラーを取り付けるときに足がレースにがっちり食い込むようにレンチで強く締め付けました。
そしたらあっけなく外れました。
 今考えるとヒートドライヤー等でフレーム側を十分加熱してからはずせばモット簡単に外れたのではないかと思います。

注意)ヒートガン程度の加熱にとどめてくださいね。
バーナーで加熱すると、塗装の剥離、フレームのゆがみ等も考えられますので、やらないでね。


レースを抜き取ったところ