これはR100の欠点である、冬季の間冬ごもりしている時にも時計が回っている為、微少な電気を消費し、いざという時にバッテリー上がりになってしまう事が多いため、神戸BMWクラブのWさんが考案したものです。
20A〜30Aのブレーカー(東急ハンズでも入手可)をバッテリーのマイナス端子とシャーシの間のケーブル間に取り付けるものです。最近はツーリング中は夏でもこSWを切にしています。(旧Rは電源トラブルが多い為の保険の様なもの)又、充電するときは本体の電源プラグに充電器を直接接続できるようにし、このSWを切っておくことで、発電器を保護する事ができます。旧Rは充電する時は必ずバッテリーとシャシーを縁を切ってからでないと、発電器等を壊す可能性が高い様です。(確かかどうかわかりませんが)
管理人のOLD OHV BOXER R-100RSにも改良されたものが装着されています。
電気製品のことですから自己責任にて取り付け願います。(ご相談にはいつでも応じます)
下の写真はSW本体を車体に取り付けたものですが、初期のものとことなるのはSWの操作部が前方側に90度回転しており、ブーツ等が触って電源が切れることを防いでいます。
神戸BMWクラブのWさんからにアドバイス
SWとクランクケースの接続は、編み線や廃車のバッテリーコードを使いブレーカー本体はフレームにインシュロックで固定するのが簡単で良いと思います。
これの効用について、管理人の説明の通りバッテリー上りの防止の他にセルモーターの保護があります。ご存知の方も多いと思いますが、BMWのそれは4枚の永久磁石が剥がれやすくセルモーター故障の一番の原因になっております。一枚でも剥がれると回転子に壊され使い物にならず部品代だけで8万円位かかります、ところかブレーカーを付けていると大電流が流れブレーカーが働きそのことを知らせてくれるのです。KBC会員の健さん(R100RT)、神ちゃん(R1100RT)は今年この症状が出て、助かりました。セルモーターの磁石は接着剤で留めていますので、剥がれるまでに分解し磁石と磁石の間をエポキシ(ホームセンターで数百円)を塗り込み、剥がれない様に事前処置をしておく事に越した事はありません。特にR100系は必要です、
|