電源SW
2008年8月にエンジン不調で何度もセルを廻したところ、ブレーカーが働きマグネット剥離を教えてくれました。
ブログで紹介しています。 
@ブレーカー落ちる
Aマグネットが1枚剥離

これはR100の欠点である、冬季の間冬ごもりしている時にも時計が回っている為、微少な電気を消費し、いざという時にバッテリー上がりになってしまう事が多いため、神戸BMWクラブのWさんが考案したものです。
20A〜30Aのブレーカー(東急ハンズでも入手可)をバッテリーのマイナス端子とシャーシの間のケーブル間に取り付けるものです。最近はツーリング中は夏でもこSWを切にしています。(旧Rは電源トラブルが多い為の保険の様なもの)又、充電するときは本体の電源プラグに充電器を直接接続できるようにし、このSWを切っておくことで、発電器を保護する事ができます。旧Rは充電する時は必ずバッテリーとシャシーを縁を切ってからでないと、発電器等を壊す可能性が高い様です。(確かかどうかわかりませんが)

管理人のOLD OHV BOXER R-100RSにも改良されたものが装着されています。
電気製品のことですから自己責任にて取り付け願います。(ご相談にはいつでも応じます)

下の写真はSW本体を車体に取り付けたものですが、初期のものとことなるのはSWの操作部が前方側に90度回転しており、ブーツ等が触って電源が切れることを防いでいます。

神戸BMWクラブのWさんからにアドバイス
 SWとクランクケースの接続は、編み線や廃車のバッテリーコードを使いブレーカー本体はフレームにインシュロックで固定するのが簡単で良いと思います。
これの効用について、管理人の説明の通りバッテリー上りの防止の他にセルモーターの保護があります。ご存知の方も多いと思いますが、BMWのそれは4枚の永久磁石が剥がれやすくセルモーター故障の一番の原因になっております。一枚でも剥がれると回転子に壊され使い物にならず部品代だけで8万円位かかります、ところかブレーカーを付けていると大電流が流れブレーカーが働きそのことを知らせてくれるのです。KBC会員の健さん(R100RT)、神ちゃん(R1100RT)は今年この症状が出て、助かりました。セルモーターの磁石は接着剤で留めていますので、剥がれるまでに分解し磁石と磁石の間をエポキシ(ホームセンターで数百円)を塗り込み、剥がれない様に事前処置をしておく事に越した事はありません。特にR100系は必要です、 



右は今回紹介している電源SW(電気屋さんでブレーカーという)で松下電器製で自宅の分電盤に入っているものと同じです。容量は30A(500円位)を私は使用していましましたが、20Aでも大丈夫なようなので現在は20Aのものを使用しています。(ここでセルモーターの始動電流から足りないように感じますが、ブレーカーの遮断特性により問題ありません)

左の写真はSWを取り付ける前でスピードケーブル固定ボルトをはずしてアースケーブルをはずしたところです。金具の先がカットされているのは、R購入当初充電時のケーブルの取り外しのわずらわしさ(ボルトが長く、一度経験された方は良くわかると思います)を解消するため、ボルトを緩めることにより簡単にはずせるようにしたもので、Kモータースの方に教えていただいたものです。(バッテリー充電時には必ずアースケーブルをはずして、発電機を保護することをお勧めします、充電時にもこの電源SWはお役にたちます)ついでにおくに見えるバッテリーは純正品でなく軽自動車用のもの(30A19L?)3000円から4000円を使用しています)

電源SWとアースコードとうぃ接続する金具です。製作上これがもっとも面倒かもしえません。材料は銅板です、ブレーカーに差し込めるように下部が二股になっています(これが面倒な方はアースケーブルの端子部を切って中のワイヤーを二股にしてもよいかも知れませんが、万が一ブレーカーが壊れたときに元に戻せることができません)。

銅板は安全(疲労破壊を考慮)性を考え2枚合わせになっております。

最近はOBC会員さんの場合は、この部分のワイヤーを下部と同じメッシュ配線で処置した場合もあります。
 元のケーブルはバックアップで持ち歩くことを推奨します。

左の写真はブレーカの下につけるアース部分ですが、これはまだ加工途中です。

まずメッシュワイヤー下部に取り付け金具を取り付けます。本来はかしめて使うことが確実だそうですが、私ははんだ付けしてしまいました。(100Wの大型の半田鏝ででたっぷりはんだを流し込みました)
ブレーカー取り付け部はメッシュワイヤーを二股(切るのでなくワイヤーをほぐして二股にしてください)そして、ネジで固定する部分をやはり半田で固めてしまいます。

野呂爺ホットイヤーを作ったときの熱収縮チューブをかぶせて見ました。

あとはブレーカーにケーブルを確実に締め付けて、フレームに取り付けて