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これは,平成4年9月に走行19,500Km時ツーリング中にメーターパネルの警告ランプが赤く点灯し充電系の異常を知らせたのです.(回路図参照)ただしやや充電している様でその日一日は走行できたので,購入したショップ(西宮の桂田モータース)に持ち込み結局このダイオードボード(整流器)が故障とのことで約27、000円(工賃込み32000円)なり.この時勧められてバッテリ交換7500円なり。合計42000円。 ○ダイオードボードはエンジンフロントカバー(通称 おかめ)をあけると上の方についています。 ○故障したダイオードボード この写真でもわかると思いますが四隅の固定ボルトの穴の部分がかけています。こうなると振動でダイオードが壊れてしまったり、半田がとれてしまったりするそうです。 これは固定している4本のゴムマウントの故障がおもな原因だそうですから、この取り付けゴムは定期的な交換が必要なようです。 ■2000年11月5日で純正品より故障が少なそうなダイオードボードをMottorad Elektrikで購入しました。 それはThunderchild Diode
Board Solid Mountは新しくなってます。 以前の方が放熱性がありそうですね。
純正品と取り付け方法がずいぶん違います。 ■400W発電キット 現在、BMWの補修品は発電量が240Wになってるようですね、R100Rなんかもそのようです。 グリップヒーター等で消費電流が多い場合や、現在不満を持ってる方は検討されてはいかがでしょうか? 値段もリーズナブルなものだと思います。 ビーマーさんでも扱ってます。 ■010316更新:取り付ける場合は、ゴムマウントの上側2箇所からアースをとっていますが、本マウントを使う場合このアースをはずしてください。さもないと裏側の端子とアース線が接触してショートしますので注意が必要です(私も説明書をよく読まずショートさせてしまいました) Solid Mount Kitを使用すると、金属同士が接触するため付属のアース線は不要と説明書にかかれていますが、アーシングの効果を高めるため付属のアース線をセルモーターの近く(どこだっけ?)までもっていってます(アーシング効果を狙って)。 |
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■故障診断:チャージングランプの点灯について
条件:セルで始動でき、充電はされている場合 1)先の回路図を見ていただくと理解しやすいと思いますが、まずIGSWをONにすると、バッテリーからの電流がIGSW→チャージングランプ→レギュレーター→ローター→アース。という経路で流れますから、ランプは点灯します。(つまり、最初にローターを励磁するわけです) 故障診断@:点灯しない場合は、玉切れ、レギュレーター故障、ローターの断線、配線の接続不良が考えられますが、結果励磁されないため発電されないこととなります。 2)エンジンを始動するとステーターから発電され始めて、BIGダイオードにより整流されてます、またSMALLダイオードからも整流された電流が流れ始めます。 つまり、BIGダイオードからのの電圧とSMALLダイオードからの電圧が同じになるまではランプは点灯していますが、徐々に暗くなり最後は同電圧となりランプ間に電流が流れなくなり消灯します。 故障診断A:このランプが点灯しっ放しというのは、BIGダイオード、SMALLダイオードからの電圧の差があるわけですから、ダイオードボードのダイオードの故障、それも3個のうち1個くらいのパンク及び半田付け不良等が考えられます。1個がパンク等することにより、ランプは点いたり消えたりを繰り返し、結果薄っすらと点灯していることが起こるのだと思います。 その他に同様な原因となるステーターの一部断線が考えられ、レギュレーターの故障も考えられますので、トライ&エラーでチェックしていく必要があります。 つまり、発電系の故障は何が原因かをつかむために結構手間がかかります。 |
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