SHOEI SYNCROTEC の購入そして改造

2000年6月いままで使っていた、BMWシステムヘルメット#3やSHOEIのJET型も老朽化し、#3は内部のスポンジがぼろぼろになってしまい。
新しいヘルメットの購入を考えていました。
SHOEIで新しいフロントオープン型の製品が発売されるというので、検討をはじめました。
デザイン、機能的にはカタログをみてほぼ納得しましたが、KTELのマイク&スピーカーセットの取り付けが、ポイントとなりました。
システムヘルメットを廃棄するときに、マイクセットを取り外して、実際に発売されてから南海ショップでセット可能か確認し、実際には希望のカラーの在庫がなかったため、近くのお店(名前は忘れた)でサイズはM、カラーはディープシルバーを 購入しました。
それから、今回はコネクター部を完全防水を図るため、防水キャップをラフ&ロードで購入し、マイクセットの取り付けをはじめました。

1)まずは、セット可能か再確認。
 マイクの取り付け部はぴったりマイクの大きさでへこんでいるので、マイクはOK、スピーカーもほぼOK(耳と同芯となるのがもっとも聞こえやすい)。あとはボリュームの取り付け場所、これもOKでした。

2)取り付け作業
フロント部をはすします。通常10円玉で簡単に開くのですが、これが硬い。仕方なくペンチで10円玉をはさんで何度か目にやっと外れました。やれやれ
フロント部にマイクをセットするためにカバーをはずしますが、外れません?無理やりはずしたら、本体側の発泡スチロール に接着剤で固定されていました。(ショウエイさん固定方法を改善してください!)
・マイクを凹んだところに両面テープで固定して、配線も裏側を通して見かけもOK。カバーの固定はまたはずすことを考え、両面テープで行いました。
・次は一番勇気がいるヴォリュームの取り付けです。
(その前に、コネクターに防水キャップを取り付けるためにボリュームについている各種配線を半田ごてではずして,そして防水キャップを取り付けて再度半田付けしておく必要があります。)
そして、 充電式ドリルで細いドリルからはじめて、2段階で丁度よい大きさの穴をあけていきますが、穴のセンターを決めるのが結構難しくて、結局、中の発泡スチロールを少し削ることになりました。(このくらいはトホホホ ではありません。念のため)
ボリュームの取り付けは無事終了。
・コネクターに防水キャップ を取り付けます。
ここでアドバイス:グループツーリングで雨の日に発報しっぱなしの人がいますが、このほとんどはコネクター部から水が浸入してPTT SW間に電流が流れ続けてこの現象が起こります。
ただし、最近は皆さんこの問題がわかってきて、ほとんど遭遇していません。
ただ、基本的な防水対策は仲間に迷惑をかけないためにも大切ですね。
取り付けは熱収縮チューブも使って、写真の通り完璧にできました。(自己満足)
・ところが完成間近になんと、テーブルにガラス板を載せて半田ごてでテーブルを焼かないように配慮しておいたのですが(ここまでは準備も完璧)、なんとヘルメットを動かすときにガラス板の角にぶつかって、ななんとヘルメットの右側に幅2.5m/m、長さ12m/mの傷が(傷というよりは、塗装がはげて、白い地肌が見えます)
これは最大のトホホホです。しばし呆然です。
ここで家内に、話しますと「前にも同じようなことがあったわね」 ですって、本人は記憶がありません。
というわけで、傷隠しにCLUB BMWのステッカーを加工して(結構汚くなりました)貼り付けました。

使用感ですが、システムヘルメットと同様いいヘルメットでした。

(安いしね)
但し、最近BMWのヘルメットも直輸入業者さんが出てきて35000円くらいから入手できるますね。